ベランダの防水塗装をDIYする方法とは?

皆さんこんにちは。


神奈川県相模原市を拠点に神奈川県内中心に外壁塗装・防水工事を手掛ける「井上創建」です。


ベランダは、家の外にあるリラックスできる場所ですが、防水処理が不十分だと、雨や雪が侵入して内部に損害を与える可能性があります。そのため、ベランダの防水塗装は、非常に重要な保護策と言えるでしょう。しかし、プロに依頼すると費用が高くつくため、DIYで行うことをできる箇所がある事をご存じでしょうか。本記事では、ベランダの防水塗装をDIYで行う方法を詳しく説明します。


ベランダの防水塗装はDIYできるのか?

ベランダの防水塗装は、DIYで可能かどうかは、いくつかの条件によって判断する必要があります。


ベランダの素材

FRP防水やウレタン防水など、DIYで塗装しやすい素材があります。一方、シート防水の場合、剥がして新しいシートを貼り替える必要があるため、DIYは難易度が高くなります。


劣化状況

ひび割れや剥がれなど、著しい劣化が見られる場合は、DIYで補修するのは困難です。専門業者に依頼することをおすすめします。


自身のスキル

塗装作業に自信がない場合は、無理せず専門業者に依頼しましょう。失敗すると、雨漏りの原因になる可能性があります。


時間と費用

DIYは費用を抑えられる一方、時間と労力がかかります。時間と費用を比較して、どちらが自分に合っているか検討しましょう。


DIYが可能な場合

上記の条件を満たし、DIYに自信がある場合は、以下の手順で防水塗装を行うことができます。


下地処理:ベランダの表面を清掃し、しっかりと乾燥させておく。


養生:周辺の壁や窓などを養生テープを使って保護する。


下塗り:防水塗料の下塗り材を塗る。


上塗り:防水塗料の上塗り材を2回塗り重ねる。


乾燥:塗料が完全に乾燥するまで待つ。


養生撤去:養生テープを剥がして、後片付けをする。


適切な材料を用意する

ベランダの防水塗装をDIYするには、適切な材料を用意する必要があります。防水塗料、塗料用のベルト、クリーニング用品、ブラシ、ローラー、スクレーパー、マスキングテープ、ハンドガントゥーリーなどが必要です。


予備準備をする

ベランダの防水塗装をDIYで行う前に、予備準備をしましょう。まず、ベランダを掃除し、古い防水材を除去します。次に、表面を滑らかにするために、スクレーパーを使用します。そして、マスキングテープを使用して、周辺を保護しましょう。


防水塗料を塗る

防水塗料を塗る前に、塗料をよくかき混ぜてから使用して下さい。そして、ブラシやローラーを使用して、均等に塗りましょう。また、塗料が固まらないように、間隔を空けずに塗る必要があります。


2度塗りを行う

一度塗りが乾燥したら、2度塗りを行います。これにより、より効果的な防水効果が得られます。同様に、塗料が固まらないように、均等に塗りましょう。


仕上げを行う

防水塗料が完全に乾燥したら、マスキングテープを取り外し、クリーニングを行います。また、防水材が固まった後に、仕上げを行うことが可能です。これには、シーリング剤やトップコートを使用することができます。


ベランダの防水塗装をDIYする上で注意する点

作業環境

防水塗装は、天候に大きく左右されます。雨の日や風が強い日は、塗料が乾燥しにくく、仕上がりが悪くなります。また、気温が低い日も、塗料の硬化に時間がかかるため、避けた方が賢明です。


安全対策

防水塗料には、有機溶剤が含まれているものが多く、人体に有害な場合があります。作業中は、マスク、手袋、ゴーグルなどを着用して、皮膚や目への接触を避けましょう。また、換気を十分に行うことも重要です。


下地処理

防水塗装を始める前に、ベランダの表面を清掃し、しっかりと乾燥させておく必要があります。また、ひび割れや剥がれなどがある場合は、事前に補修しておきましょう。下地処理が不十分だと、塗料が剥がれやすくなり、防水効果が低下します。


塗料選び

防水塗料には、様々な種類があります。ベランダの素材や状態に合わせて、適切な塗料を選びましょう。また、塗料の塗り重ね回数や乾燥時間なども、製品によって異なるため、説明書をよく読んでから作業を開始してください。


丁寧な作業

防水塗装は、ムラなく丁寧に塗り重ねることが重要です。塗り残しがあると、そこから雨水が浸入して、雨漏りの原因になります。また、塗料の厚塗りも避けましょう。厚塗りは乾燥に時間がかかり、剥がれやすくなる原因となります。


養生

ベランダ周辺の壁や窓、手すりなどを、養生テープを使って保護しましょう。塗料が付着すると、後で落とすのが大変になります。


後片付け

作業が終わったら、使用した道具や養生テープなどを片付けましょう。塗料が付着した道具は、シンナーで洗い流してから保管してください。


専門業者への依頼

上記のように、ベランダの防水塗装には様々な注意点があります。


以下のいずれかに該当する場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。


・ベランダの素材がシート防水

・劣化が著しい

・塗装作業に自信がない

・時間と費用をかけたくない


自信がない場合は、無理せず専門業者に依頼することをおすすめします。専門業者に依頼すると、費用はかかりますが、確実に防水塗装を行うことができます。業者を選ぶ際には、複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。


これらの注意点を参考に、安全かつ綺麗にベランダの防水塗装をDIYしましょう。


まとめ

如何だったでしょうか。

ベランダの防水塗装をDIYで行うことが可能です。適切な材料を用意し、予備準備を行い、防水塗料を塗り、2度塗りを行い、仕上げの工程を通って作業することが大切になります。また、天気の良い日に行い、マスキングテープを使用し、ベランダを完全に乾かすことが重要も忘れないようにしましょう。


FAQ

Q1. 防水塗装はどのくらいの期間効果が持続しますか?

A1. 防水塗装の効果は、塗装後の数年間持続します。ただし、劣悪な気候条件にさらされた場合や、不適切な施工を行った場合は効果が薄れる可能性があります。


Q2. 防水塗装の前に、どのような予備準備が必要ですか?

A2. 防水塗装を行う前に、ベランダを掃除し、古い防水材を取り除き、表面を滑らかにする必要があります。さらに、周辺をマスキングテープで保護する必要があります。


Q3. 防水塗装をDIYで行う場合、どのような材料が必要ですか?

A3. 防水塗料、塗料用のベルト、クリーニング用品、ブラシ、ローラー、スクレーパー、マスキングテープ、ハンドガントゥーリーが必要です。


Q4. 防水塗装を行う際に最適な季節は何ですか?

A4. 防水塗装を行う際には、乾燥した天気の良い季節が最適です。また、夏や秋の季節が特に適しています。


Q5. 防水塗装をDIYで行うことができない場合は、どのような専門家に相談すればよいですか?

A5. 防水塗装をDIYで行うことができない場合は、建築会社やハウスメンテナンスサービスに相談することができます。


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